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2017年4月

円歌師匠を偲んで

桜が散り、山々には緑色の濃淡が芽吹いている

この燃ゆる若葉に送られて又昭和の偉人が旅立った

ご自分の家族を語った落語「中沢家の人々」

語り口も庶民的で人情味あふれる、人柄が偲ばれる落語だった

八王子にいらした時にナマデ拝聴させてもらって感動したものだった

亡き奥様の両親、今の奥様の両親、自分の両親…と六人のお年寄りと

暮らしていた模様をユーモラスに話してくれた

色んな場面に円歌さんの人柄が垣間見られた

そして60歳で日蓮宗のお坊さんになられた

若いころ、どもっていたことや勘当されたこと、鉄道の車掌をしていたこと…

その経験などが芸に生きていて引付けられてゆく

本当に素晴らしい!

今の社会何か、心なき人も多く殺伐としている気がする

素晴らしい人生のお手本が次々いなくなり寂しい限りだ

円歌師匠のご冥福を心よりお祈りしたい。

ありがとうございました。

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神代桜と南アルプス

昨日(12日)七名で山高神代桜を拝みに行った

大勢の命を預かっての長距離運転で、無事帰宅…ホットしてバタンキュー

晴天に恵まれ最高の一日だった

途中、甲斐の山々や富士の山の姿を眺めながら一路須玉インターへ

日本三大桜と言われているだけあって向かう車も多かった

樹齢1800年~2000年とも言われる古木(日蓮聖人も拝んだ)

「良く永年風雪に耐えたね!!」と思わず手を合わせた

周りの桜たちも満開中には枝が地面に着きそうな木もあった

そして遠くに甲斐駒やアルプスの山々が美しく連なっていた

青空に、桜と雪をかぶった山々のコラボ!

こんな景色にはなかなか会えない…本当に素晴らしい!

桜はタイミングが難しいが、今日はお陰様で最高の桜を拝ませてもらった

岐路勝沼に降り、甘草屋敷の雛飾り、向嶽寺、差出の磯に立ち寄り

「名曲のふるさと」へのミニ旅行を終えた

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松姫様

昨日アッシーの後、信松院へ参詣した。

境内は石畳がしっとり濡れ、桜の花びらが飛び散っていた

桜も満開、ミツバツツジもあでやかに咲いていた

境内はいつも季節の移ろいを感じさせて下さる

甲府では信玄祭りがおこなわれている

八王子に逃れ、八王子の発展に尽くされた松姫様

樹齢数百年の松の木にお守りされている墓所にお参りさせてもらった

「信松院殿月峯永琴大禅定尼」

戦国時代に生を受けた女性の儚さと強さを感じつつお線香を手向け合掌した

雨にうたれて散る花を惜しみつつ信松院を後にした

「風さそふ 花のゆくへは知らねども 惜しむ心は 身にとまりけり」 西行

惜しむ気持ちは全く同じだな…西行さんと。

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母の命日

昨日今日の暖かさで、高尾界隈のさくらも見ごろを迎えた

夕闇に浮かぶ花を見守るかのように、夜空に半月が顔を出してる

なんと幻想的なんでしょう!

こんな満開の桜に送られて旅立ち早25年…四半世紀

早いような、遅いような‥

今でも見守っていて下さっているような気がする

早朝、麓にあるお墓にお参りした

そんな私を出迎えるかのように、ウグイスが声高々に鳴いていた

「きっと母に違いない…」

墓前で数々の思いを胸に般若心経を一巻唱えた…観自在菩薩般若波羅蜜多

「越えぬれば またもこの世に 帰り来ぬ 死出の山路ぞ 悲しかりける」

「年月を いかでわが身に 送りけむ 昨日見し人 今日はなき世に」

この時期になると藤村や西行の詩歌が心を慰めてくれる

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さくら便り

今日、東京は桜が満開という

アッシーの帰りに八王子、高尾界隈を走ってみた

富士森の古木桜は2~3分咲

興福寺の枝垂れも2~3分咲

大光寺の桜は丁度見頃で、夜はライトアップして下さっている

お寺の本堂に映る「ソメイヨシノ」と「枝垂れ桜」

ひと時花冷えも忘れ見入った

「三日見ぬ間の桜かな」

あっという間に散ってしまう桜

こんな美しい花を支えた土、幹 そして育ててくれたすべてに感謝しなければ

「さくら」の季節には西行さんが浮かんでくる

さくらをこよなく愛し、さくらを歌った和歌も多い

<願はくは 花の下にて 春死なむ その如月の 望月の頃>

その願い通りにお釈迦様が入滅された二月十五日に往生された

私の母も「西行さんみたいに、さくらの下で死にたい」と言って

やはり四月五日に旅立った

満開の桜は物悲しく映ることもある。

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観世流 謡・仕舞の会

今日から四月‥早四分の一が過ぎてしまった

昨日に続き、今日も知り合い出演の仕舞と謡を観に行った

演目は「西王母」「芦刈」「清経」

出演は八王子市民のサークル「いちょう会」のメンバー18名

連吟、独吟、仕舞をそれぞれに発表された

昔の物語を、独特の発声のうたと動きで表現

皆さんとても頑張られていた

最後に観世流能楽師の先生が「枕の段」「岩舟」を舞って下さった

今日も文化の幅広さと芸術の奥深さを感じた一日だった

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